2013年8月10日土曜日

米国某所にあった大黒山(その3)

先ほど、頂上付近の遠景から見えていた、
枯れ木の林が近づいてきた。
遠くから見たよりも、本数は多く、
漏れなくすべての木が枯れていることに少し衝撃を受けた。



D90+AF-S DX 18-105mm


正確には枯れているのではなく、焼けていました。
実はこの地域一体は数年前に大山火事に遭遇したとのことで、
その時の傷跡のようです。低木や草木は元の状態を取り戻しているのかもしれませんが、
この乾燥した地帯で木々がその緑を取り戻すのは、
数十年規模で要することでしょう。



D90+AF-S DX 18-105mm


ここで見られた数少ない花をご紹介したいと思います。
名前までは調べることができませんでしたので写真のみです。



D90+AF-S DX 18-105mm

黄色い花で、日本にもよくありそうな花です。
麓の方にたくさん見られました。



D90+AF-S DX 18-105mm

これも日本によくありそうな低木です。
アセビの仲間でしょうか。




D90+AF-S DX 18-105mm



D90+AF-S DX 18-105mm

前述の花と似ていますが、花屋はの形が微妙に異なります。
同じくアセビの仲間なのでしょうか。たくさん見られました。




D90+AF-S DX 18-105mm

日本の山にはなさそうな花です。園芸種とかではありそう。
この花は頂上付近のみで僅かに見られました。




D90+AF-S DX 18-105mm

花ではありませんが、巨大な松ぼっくりです。
これをぶら下げていたであろう木々は大火で炭となっているわけですが、
大火以前からここに転がっていたのでしょうか。その割には焦げていないなどの謎が残ります。





D90+AF-S DX 18-105mm

さて、軌道修正し山頂の道へ戻ります。
山頂まで枯れ木林が続きます。
道は途中で分岐があり脇道を辿ったのですが、
相変わらずなダート道です。
一方、直進していた道はなぜか通行止めとなっていて、
その先はヤブとなっていました。




D90+AF-S DX 18-105mm

枯れ木の林の合間に目をしかめると、
山頂のマークである謎の太陽パネルを見つけることができました。
ゴールまであと僅か。安心しました。

と安心した矢先、太陽パネルに到達する少し前でダート道が途絶えてしまいました。
太陽パネルへのダートは無く、林の中にうっすらと踏み跡があるのみです。
せっかくここまで来たのなら、ということで踏み後を辿ると、




D90+AF-S DX 18-105mm

山頂のお出ましです。
この一帯の土はかなりオレンジ色が強いです。
そのせいで靴が思いっきり茶色くなりました。




D90+AF-S DX 18-105mm

ダート道終点を振り返ります。
終点からは林の中の踏み跡を辿りましたが、
その箇所だけ山火事を逃れたのか、木々に緑が生い茂っていました。
実は太平洋側を向いているはずなのですが、
天候もあまりよくなく、残念ながら太平洋を拝むことはできませんでした。
周辺にはここよりも高い山がほとんどないのが分かると思います。




D90+AF-S DX 18-105mm

ダム湖方面を見渡します。
こちらも大きな山は見当たりません。
ダム湖から車道が伸びているのが気になります。
ただしその道から、この山への登山道などは地図上からは見つけられませんでした。
距離は近そうなのですが。




D90+AF-S DX 18-105mm

ダム部をズームしました。
この湖は、サザーランドダム(Sutherland dam)でできたサザーランド湖で、
なんとこの比較的小さなダムの建造に27年もの歳月を要したそうです。
原因は資金難だったらしいですが。
近くに行ってみたかったのですが、結局その機会は最後まで訪れませんでした。

引き続き山頂からの景色を次回も紹介したいと思います。

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