2013年8月4日日曜日

米国某所にあった大黒山(その1)

米国某所シリーズ最後のネタになります。
これが終わればようやく国内の溜まったネタを放出できる。

さて、米国滞在中に実は1回だけ登山しました。
もちろん登山グッズなど全く持っていっていなかったので、
登山というかハイキングのつもりでした。

休日もなかった仕事が徐々に収まりを見せてきて、
週末を休みとして過ごせるようになった頃、
その仕事の同僚より、近所の山をご紹介いただいた。
それが仮名「大黒山」である。

標高は1200mと低山だが、この近辺では最高峰の一つらしい。
もちろん米国内、むしろ州内には無数の4000m級の山があるので、
比較してしまうとゴミみたいなものなのですが、
まともな登山グッズがない我々が持て余している休日の余暇を
潰すためにはちょうど良いのではないでしょうか。
ググってもほとんど情報は無く、もちろん登山用マップなどは皆無。
現地に詳しそうなホテルのフロントに聞いても知らず。。。
現地の人にとってもマイナーなのかと、不安になりつつ、
唯一頼りになるGoogle Mapを参考に、大黒山への頂上への道へ踏み入れたのであった。




D90+AF-S DX 18-105mm


この当時は、大黒山の頂上がどこにあるかは、
Google Map上の点としてしか把握していなかったが、
実は上記写真の右側奥の気がまばらに生えているあたりがピークだった。
日本での登山の感覚だと、さほどたいした距離、標高差ではないと思う。
当時はそんなことはつゆ知らず、どこがゴールなのかはGoogle Mapでしか知り得なかった。

この登山道は、オフロード車が走れるようなダート道となっています。
実際はゲートがロックされているため、一般車は入れないのですが。
ただし頂上付近の傾斜を考えると、入れる車はかなり限られるかと思います。
序盤はこのように緩やかに山腹を巻いています。



D90+AF-S DX 18-105mm


実は、傾斜を避けるための巻道が、長大な距離を作っていて、
地図での見積りで水平で片道7km程度を見積もっていました。
トップの写真では7kmにはとても見えません。感覚だと4kmぐらいでしょうか。

少し高度が上がってきて、見晴らしが良くなってきた。
谷が牧場になっているところがUSっぽいです。



D90+AF-S DX 18-105mm


見て分かるように、谷なので袋小路になっています。
奥に見える円筒形の倉庫はサイロでしょうか。
のどかですね。
この先には牧場しかないので、この道路を使うのはその牧場の主
(と我々のような変わり者)ぐらいしか使用しないかと思いきや、
意外と交通量があったように記憶しています。
一体誰が使っているのだろうか。。。



D90+AF-S DX 18-105mm


ゲート前に駐車中の我々の車。
2台停まっていますが、もう一台はこの道を犬の散歩していた方のものだと思われます。
我々が帰路に立つ頃には消えていました。



D90+AF-S DX 18-105mm


登山道はこんな感じです。
ダート道ですね。車にはやさしいんでしょうが、人には全然やさしくない。
まっすぐ歩かせてほしいです。
おまけに日陰がまったくないのでバテます。
あと乾燥しているので、土埃が結構立ちます。
ちなみに頂上はこの写真で見えていて、左側のピークです。
もちろん当時は頂上について知りませんでしたが、
アレじゃないか、といった推測はしていたと思います。



D90+AF-S DX 18-105mm


道を歩いていたトカゲ。
他にも動物はいるみたいで、しきりに茂みがガサゴソいっていたのですが、
結局接触できたのはこの方のみでした。
ちなみに日本のよりもだいぶ大きかった気がします。
写真ではよく分かりませんが。



D90+AF-S DX 18-105mm


歩き始めて1時間。
ようやく山っぽい風景になってきました。
土地の痩せ具合から、日本の高山を想像してしまいますが、
まだ標高1000mにも達していないと思います。



D90+AF-S DX 18-105mm

今のところ、もう一台の車の持ち主としかすれ違っていないが、
果たして頂上へは到達できるのだろうか。
続く。

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