2012年12月2日日曜日

鷹ノ巣山登山(その1)

先週、奥多摩にある鷹ノ巣山を登りました。

当初は紅葉を見に奥多摩湖周辺を散策しようと思っていたのですが、
シーズンが若干過ぎてしまい落葉済みという情報があったので、
冬山になる前の低山へ登ることにしました。

どこに登るか、いつも迷うのですが、
・日帰りで行ける
・公共交通で行ける
・アイゼン無しで行ける
・景色が良い
でフィルターしたところ、奥多摩の鷹ノ巣山が選ばれました。
近くの雲取山という選択肢も迷いましたが、駅から遠いのとコースが単調そうなので
今回は止めました。

鷹ノ巣山コースは何パターンかあります。
ゾロゾロと大勢で登るのがイヤだったので、
人の少なそうな石尾根登りを選びました。
最後まで稲村岩尾根ルートと迷いましたが。
(この選択は体力のない私には失敗だったのですが)

奥多摩駅への始発電車(5:00前発ぐらい)に乗り込み、
奥多摩駅に到着。私以外のほとんどは接続しているバスに乗り込んでいました。
そんなバスを横目に、駅から徒歩で行ける石尾根の登山口へ向かうことに。

この時点で気づくべきだった。登山慣れしていない私にとっては。
石尾根は一般的に下山で使うコースなのでした。
(まず単純に考えて、バスで登らない分、自分の足で標高を稼ぐ必要がある。)

そんな後悔を登り始めて感じ始めました。時既に遅し。

車道をぐんぐんと登ります。
小河内ダムへ資材を運んでいた鉄道の橋梁跡をくぐります。

D90+AF-S DX 18-105mm

奥多摩の街へ注ぐ朝日。
こんな朝っぱらから住宅地の中の車道を登ります。

D90+AF-S DX 18-105mm

30分くらい林道のような車道を登ると、登山口が現れます。
(実は林道をショートカットできる登山道があったのですが、気づきませんでした)
登山口には私の父くらいの年齢の単独登山者(Aさん)が一服されていました。
少しだけ会話したのですが、その時伺ったのが、
「先週も登ったけど、この道はしんどいよ。
普通この道を登る人はいないので、すれ違う下山客から何度も驚かれた。」

だがこの時私は、このコースと自分の脚力を甘く見ていた。
事前調査では4時間弱で登られている例がいくつもあり、
まだ三十路前の私も4時間あれば登りきれるであろうと信じ込んでいた。

休まれているAさんを追い越し、
朝飯を兼ねたゼリーを吸いながら登山道を進む。

登山道中にあった廃屋。いい感じに朽ちている。
近くに小さな荒れた畑?があったので、元資材小屋かと。

D90+AF-S DX 18-105mm

しばらく登ると尾根道に。
さほど急坂ではなかったものの登りがずっと続いていたので
息が切れてきた。平坦な道が増えてきてホッとした。
だいぶ高度も上がってきただろうし、あとは尾根をダラダラいくだけだろう、
・・・と甘い考えを持っていた。
標高をきちんと確認すべきだった。
おそらくこのあたりの標高は、本日登る標高差(1700-350=1350m)の
半分にも達していないだろう。

D90+AF-S DX 18-105mm

紅葉は、というと、
このあたりの標高ではまだ色づいている樹が所々ありました。
ただほとんどの落葉樹の葉は地面に落ちており、
歩く度にサクサク音を鳴らしていました。
D90+AF-S DX 18-105mm

もう少し登り、北側斜面側に道が行くと、
霜柱が現れだしました。
たしかに立ち止まると肌寒く、
秋から冬へと足を踏み入れたことを実感しました。

長くなってしまったので分割します。
次へ続く。

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