2013年12月22日日曜日

谷川岳登山(その6)

その5からだいぶ間が開いてしまいましたが。。。
もう少しコンパクトに書いた方が良いですね。私のモチベーション的にも。

さて、神社が見えたところまで来ていたかと思います。
この神社(というか山ノ神)、とてもいい場所にありますね。
背景の一の倉岳とよくマッチしています。
お参りしたかったのですが、
現地点でお昼を食べたらそのままUターンしたくなってしまい、
結局近づきませんでした。

D90+AF-S DX 18-105mm

ここからピストン復路。
ピストンの場合は原則Uターン地点でレンズを替えるのが私のルール。
Tokinaの広角レンズです。
山の場合、午前の往路の方が天気が良いのと、
景色に飽きていない、疲労が少ない等
条件が良いため、復路の写真は微妙なことが多いです。

D90+Tokina ATX 124

オキの耳再び。
まだ人がたくさんいますね。
もう昼過ぎなので、人も減ってくることでしょう。

D90+Tokina ATX 124

肩の小屋。
万太郎山方面への稜線。
稜線にそって登山道があるみたいですが、
途中で廃道かしているみたいなことをどこかのブログで見た記憶があります。
行こうとしている方は気をつけてください。

D90+Tokina ATX 124

天神ざんげ岩

D90+Tokina ATX 124

天狗の留まり場

D90+Tokina ATX 124

山頂でゆっくりしてしまい、いい時間になってしまったせいか、
途中で大渋滞が発生していました。
高齢の方が結構いらっしゃったので、仕方のないことですが。
帰りの時間があるので結構あせってしまった。
実はこの時点では土合駅から普通電車で帰ろうと考えていた。
行きは最早であった新幹線+バスで来たのだが、
やはりコストを考えると普通電車を使いたい。
ただ土合駅を通る電車は一日数本程度。

D90+Tokina ATX 124

下りきるとまあなんと綺麗な紅葉帯。
なんだかんだで森林限界以上は熊笹ばっかりで、
あまり紅葉は綺麗ではなかった。(もちろん景色は最高だったが)

D90+Tokina ATX 124

天気の変わりやすい山のなかでも、
機構変化が特に激しいという谷川岳。
既に山頂は濃いガスに囲まれていることでしょう。

D90+Tokina ATX 124

これはロープウェイ待ちの列。
絶望的であり、ここで帰路の普通電車を諦め、往路と同じ新幹線で帰ることにした。
結局1時間以上並ぶことになった。
歩いて下った方が早かったような気がする。

D90+Tokina ATX 124

最後に登山途中や山頂で撮影した動画を編集したものを紹介します。
クオリティは低いですが、最後の方に微速度動画を入れました。
それではまた次の投稿で!

CAMCORDER: DMC-FX700
EDITOR: Kdenlive
MUSIC: DOVA-SYNDROME
http://dova-s.jp/


2012/10/21
距離:12.1km (ロープウェイ含)
全行程:6時間37分(ロープウェイ待ち時間含)
最高地点:1993m

2013年10月19日土曜日

谷川岳登山(その5)

一の倉沢など、谷川岳はロッククライミングのメッカです。
登山道から見た彼らのいる場所の高度感が半端無く、
とても心配になってしまいます。


D90+AF-S DX 18-105mm

いったい何時間くらいかけて登っているのだろうか。
精神的、体力的、技術的にどんなに頑張っても真似できません。



D90+AF-S DX 18-105mm

ちなみにこんな場所です。
右側に見える尾根から登ってきたと信じたいです。



D90+AF-S DX 18-105mm

これから目指したかった一の倉岳方面の尾根道。
オキの耳までの混雑している尾根道とは大きく異なり、登山者はほとんど見られず。



D90+AF-S DX 18-105mm

相変わらず厳しい山肌。
樹木がほとんど生えることができないこの厳しい環境が、
多くの登山客を惹きつけるのでしょう。



D90+AF-S DX 18-105mm

いよいよオキの耳です。
お腹が減ってきたので、山頂の満喫は早々に済ませてお昼にしたい。



D90+AF-S DX 18-105mm

トマの耳からの稜線。
遠くから谷川岳を見ると、耳の間はなめらかに見えたような気がするのですが、
間近で見るとこのようにかなりギザギザ。



D90+AF-S DX 18-105mm

山頂は混雑しすぎていて、
標識はこのような写真しか収めることができませんでした。
ピンでの登山だと、記念撮影をお願いするのもなんか恥ずかしいし、
そもそも私自身、自分が移っている写真があまり好きでは無いので。

それにしてもこの山、2000m未満であることを忘れさせられます。



D90+AF-S DX 18-105mm

一の倉沢方面の断崖。
ほんとうに断崖です。
斜面ではなく、断崖。
足を滑らせたら、転がり落ちるのではなく、ほぼ自然落下でしょう。



D90+AF-S DX 18-105mm

沢が麓まで続いている。
どうでもいいことですが、
ここを流れる水はどのくらいの時間をかけて山をかけ降りるのでしょうか。
斜面の急さからみて、10分かからないのではないでしょうか。


D90+AF-S DX 18-105mm

オキの耳を少しすぎたここで、
山ノ神(鳥居)が見えました。
一の倉岳と茂倉岳が見えますが、
ここから見た距離感と現在時間を見て諦めがつきました。
ここでお昼にして来た道を引き返すことに。





2013年9月28日土曜日

谷川岳登山(その4)

肩の小屋を過ぎるといよいよ山頂が見えて参りました。
疲れを忘れてテンションが上がりまくります!


D90+AF-S DX 18-105mm

ちなみに谷川岳の山頂は、
トマの耳とオキの耳という二つのピークがあります。
最高点の1977mはオキの耳になります。
上写真のピークは手前にあるトマの耳になります。



D90+AF-S DX 18-105mm

あと少し。
人気の山であるだけに、山頂付近は人でいっぱいです。
写真がとり辛いけど、この日は紅葉シーズンの休日まっさかり。
そんな日にきた私が悪いのです。



D90+AF-S DX 18-105mm

苗場方面。
見える山すべてを見下しているような感じで、気持ちいいです。
(実際、奥に見えている苗場山は谷川岳よりも200m以上高いのですが。。。)



D90+AF-S DX 18-105mm

鮮やかな紅葉と荒々しい岩壁が目立つ谷底をズーム。
中央左側には関越トンネルにある2つの換気所のひとつ、
万太郎地下換気所」です。
(もう一つは登山中に既に紹介済み)
どうやったらあそこまで辿り着けるのだろうか。



D90+AF-S DX 18-105mm

茂倉岳への縦走路。
オキの耳、一の倉岳を経由しており、すべて上の写真に収まっています。
大部分の人はオキの耳で折り返しているようで、一の倉岳付近にはほとんど人が見えません。
そういう私もオキの耳で折り返す予定です。
本当は一の倉岳まで生きたかったのですが、時間の関係上諦めていました。



D90+AF-S DX 18-105mm

朝日岳方面。
朝日岳も紅葉が美しいですね。
朝日岳からは、谷川岳や一の倉沢の眺めが抜群によいでしょう。
いつか登ってみたい山の一つです。



D90+AF-S DX 18-105mm

谷をズームしてみると、木々が鮮やかに色づいています。
それにしてもこの谷、すごい傾斜で45度を越えているように見えます。
一度足を踏み外したら止まらないでしょう。。。



D90+AF-S DX 18-105mm

人が多かったのですが、隙を見て朝日岳をバックに撮影。
書かれているようにトマの耳は1963mなので、オキの耳より14m低いのですね。
ちなみにこのフレーム外の下には三角点があります。



D90+AF-S DX 18-105mm

時間もないので、オキの耳へ向かうことにします。
トマの耳を下り、道を進みながら景色を撮っていると、
フレーム内に動くものが!
あれ?人がいる!?

2013年9月14日土曜日

谷川岳登山(その3)

現在、天狗のトマリ場で休憩中。
展望を360度眺め中です。


D90+AF-S DX 18-105mm

関越トンネル方面。
森林限界よりも下が色づいています。
紫外線のせいか、白みがかってしまっていますね。RAW修正面倒・・・

画面中央左に関越トンネルの谷川地下換気所が小さく見えます。
あまりに山奥なため、トンネル本坑内部から換気口を掘りあげて作ったそうです。
換気所の写真はググってもあまり出てきませんね。
ちなみに関越トンネルにはもう一つ換気所があります。(後ほど登場します)



D90+AF-S DX 18-105mm

岩場の向こうははるか下方の谷底。
谷川岳は急峻な岩稜で知られています。
が、まだまだこれは序の口の姿。



D90+AF-S DX 18-105mm

気になる隣の山。
川棚ノ頭という名前らしい。
この登山道から目立つ割には、検索するのに手間取った。



D90+AF-S DX 18-105mm

十分に休憩をとったので、天狗のトマリ場を出発。
しばらくして息が上がった場所から天狗のトマリ場を振り返り。
登ってきた尾根もなかなかの急斜面であることが分かる。



D90+AF-S DX 18-105mm

そして前を向くと、絶望的な景色が。。。
ここの階段状になっている道は随一の難所だった。
微妙に段差が歩幅に合わず、苦しめられた記憶があります。



D90+AF-S DX 18-105mm

先ほどまで見上げていた稜線が、
気づけば眼下になっている。
とても気持ちよさそうな稜線で、
登山道があればぜひとも寄ってみたいと思いました。
が、この時は時間に余裕がなく、まったく見向きをすることもできませんでした。



D90+AF-S DX 18-105mm

こちら側は笹地帯と草地帯が入り混じっているので、
ツートンカラーが楽しめます。
もうちょっと赤色な紅葉だとより綺麗なのですが。



D90+AF-S DX 18-105mm

ヒイヒイ言いながら肩ノ小屋周辺に到着しました。
肩ノ小屋周辺は昼食休憩をとられている方で溢れかえっていたため、スルー。
近くにあった山ノ神かいい感じだったので撮影。
この雑に扱われ、皆から忘れさられているような感じが、
私は好きです。



D90+AF-S DX 18-105mm

そして有名な案内板。
谷川岳と言えばこの案内板が必ず登場しますね。
微妙に違うルートだったため、近くを通過することはできませんでした。
さて、この案内板に到着したということは、
トマの耳はあと僅かです。
次回はいよいよトマの耳に登頂です!

2013年9月8日日曜日

谷川岳登山(その2)

前回に引き続き、谷川岳の紅葉狩り模様をご紹介。



D90+AF-S DX 18-105mm

熊穴沢避難小屋を過ぎ、勾配を登り初め、
鎖場などを経てしばらくすると高度感が出てきます。
樹木が少なくなってきたからでしょうか。
森林限界にしてはだいぶ標高は低いと思います(まだ1500mくらいのはず)。



D90+AF-S DX 18-105mm

森林限界への到達は、
登山の中でも登頂の次くらいの醍醐味だと私は思います。
鬱蒼とした森林から一気に視界が開き、そこには絶景が待っている。
低山登山の場合には訪れることが無いかもしれませんが。



D90+AF-S DX 18-105mm

視界が開けると同時に、我らがゴールも時には見えることになります。
ここで見えるピークがゴールかと思いきや、実際はもう少し先になります。
見えているピークは実はピークではなく、肩ノ小屋辺りになります。
肩ノ小屋まで辿り着けばピークまであと一息ですが。



D90+AF-S DX 18-105mm

登りが続く。
手をつくような激しい登りではありませんが、
このころのあまり登山慣れしていない私は、
結構体力を奪われ、水分を大量に消費していた記憶があります。



D90+AF-S DX 18-105mm

隣に見える稜線に、尖っている箇所がとても目立ちます。
槍ヶ岳ほどではありませんが、まさに天を突いている、という感じです。
また、稜線から落ちる斜面はかなりの急斜面ですね。



D90+AF-S DX 18-105mm

天狗のトマリ場(岩)付近です。
このあたりを過ぎると低木もなくなり完全に森林限界となりました。
低木の代わりに笹が青々と生えているため、紅葉はあまり見られません。



D90+AF-S DX 18-105mm

天狗のトマリ場へ登り風景を眺めながらひと休憩。
来た道方向を振り返る。
あまり秋空という感じではなく、あまり空気は澄んでいないように見える。
標高は1700mくらいまできているだろうか。



D90+AF-S DX 18-105mm

山頂方向を望む。
斜面一面を笹が被っている。
森林限界と言えばハイマツのイメージがあったので違和感あり。
おそらく標高が低いから笹が生えることができるのでしょう。



D90+AF-S DX 18-105m

山座同定はできていませんが、尾瀬方面の景色。
中央近くのピークは武尊山でしょうか。
さすがに尾瀬(燧ヶ岳や至仏山)までは見えてない・・・よね?

次回は、残りの天狗のトマリ場からの景色から始めたいと思います。


2013年9月6日金曜日

谷川岳登山(その1)

少し前のことになりますが、昨年2012/10の紅葉シーズンに谷川岳を登山しました。
そろそろ紅葉シーズンが始まりますので、この場で紹介したいと思います。

まずは行程からですが、
10月中旬の週末日帰りで計画しましたが、
前日に隣県の埼玉に行く予定があったので、
高崎のビジネスホテルに前日入りし、
翌日朝始発の新幹線で上毛高原まで乗車、そこからバス移動となりました。
ちなみに始発の新幹線は東京発のため、登山開始時刻は当初と同じになります。
(代わりに朝起きる時間がだいぶラクになりました)

さて登山ルートですが、登山にあまり自信が無かったので、
ロープウェイを用いたルートになります。
ロープウェイにより500m以上もの標高差を縮めることができます。
山頂駅である天神平駅~オキノ耳のメジャーなコースをピストンで計画していました。
さらに時間があれば、徒歩で下山したり、
もしくはビューポイントである一の倉沢出合へいこうと考えていました。




D90+AF-S DX 18-105mm


ロープウェイのバックにそびえるのは朝日岳でしょうか。
多少霞んではいますが、上部が色づいているのが分かります。
谷川岳の紅葉にも期待が高まります。




D90+AF-S DX 18-105mm


天神平へのリフトは利用しませんでした。
紅葉真っ盛りですね。
(ホワイトバランスを調整していないので鮮やかさにかけますが)
紅葉ピークのタイミングはドンピシャだったようです。




D90+AF-S DX 18-105mm

この近辺から見えた谷川岳。
耳の部分しか見えていませんが、あんまり色づいていないように見えます。
あれ?おかしいな。
しかも上空には雲があり、さっそく嫌な予感が。




D90+AF-S DX 18-105mm

熊穴沢避難小屋までの序盤は、このようにかなり歩きやすい道になっています。
傾斜もほぼなく、遊歩道のようです。
このように道脇の樹木もいい感じに紅葉しています。




D90+AF-S DX 18-105mm

しばらく進むと視界が開け、
谷川岳全貌が姿を現しました。
雲が減って前より明るくなっています!
そしていい感じの色になっているではありませんか。




D90+AF-S DX 18-105mm

もう少し近づいたところ。
さらに雲が減りました。山頂での展望が期待大です。
常緑系と紅葉が斑になっているところが、また良いですね。




D90+AF-S DX 18-105mm

熊穴沢避難小屋を通過すると、
ようやく登山道らしくなってきます。
道に勾配が付き、路面も岩盤になりました。
いよいよ本格的?な登山が始まります。
次回へ続きます。

2013年8月25日日曜日

米国某所にあった大黒山(その4)

前回に引き続き、山頂からの景色を紹介したいと思います。

登山口(車を放置した場所)の方向を眺めています。
すぐ見える谷の道路のどこかから出発しているはずです。
ここ(標高1229m)よりも背の高い山はやはり見られません。
なので、低山ながら見通しが良いですね。



D90+AF-S DX 18-105mm



遠景をズームしてみました。
うっすらと山々が見えます。
日本の夏のように、空気が澄んでおらず、
クッキリした絵が撮れず残念。



D90+AF-S DX 18-105mm


山頂には道標や三角点などは見当たらず、
唯一見られたオブジェは、謎の太陽パネル+アンテナです。
おそらく気象用のセンサーか何かだとは思うのですが、
詳細は不明です。
山頂のマークとしては利用できるので、
何もないよりかはマシだと思います。



D90+AF-S DX 18-105mm


内陸側の景色です。
順光ということもあり景色も綺麗に見えますね。
こちら側は気持ち樹木が多いように見えます。
山火事の難を逃れた地域なのでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


前写真で林道がずっと続いているのが分かりますが、
なかなか楽しそうな道ですね。
山頂にいる間、車が通っているところを一回も見ることはありませんでしたが。



D90+AF-S DX 18-105mm


さて、景色を堪能したところで、
遅くなった昼食をいただこうと思います。
ちなみにきちんとした食料を持ってきておらず、
ホテルの朝食(バナナ+ヨーグルト)のみのかなり貧乏なランチです。

さて、いい時間になってきましたので、
下山を始めることにしました。
まだ3月なので、日が落ちるのは早い。
(しかもサマータイムがまだ始まっていない)



D90+AF-S DX 18-105mm


こういう空に向かって伸びる道を構図にするのが好き。
だいたい下山のときに気づいて撮るのですが。



D90+AF-S DX 18-105mm


下界のグリーンが鮮やか。
ゴルフ場のフェアウェイかと思うほどなめらかに見えます。
実際は牧場なのでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


気づくと山頂近くは快晴になっていました。
先ほどまではわりと雲があったのですが。。。
山は午後になると曇りやすいといいますが、
低山なのであまり関係無いのでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


往路でも同じ構図の写真を撮りましたが、
下山時のこの写真の方が夕日が若干映えていて綺麗。
ちょうど谷間に日が差し込む時間帯のようです。



D90+AF-S DX 18-105mm


なんとか日が落ちる前に登山口まで戻れそう。
靴がしょぼいスニーカーだったため、この時点ではかなり足にダメージがきている。
あとランチが貧相であったためお腹がかなり減っていたことを記憶している。



D90+AF-S DX 18-105mm


ついに登山口に到着。
登山道(林道)に対する注意書き。
許可された車のみと書いてあるが、
山腹まで続く道を見れば一般車は入る気も起きないでしょ。
と思いきや、朝、ここを突っ切ろうと試みていた大型のピックアップトラックがいました。
それがアメリカという国。



D90+AF-S DX 18-105mm


このようにゲートがあり、開けようと試みてもビクともしませんでした。
前述のピックアップトラックは諦めて去っていきましたが。
そんな朝から6時間以上が経過し、
無事、車まで戻ることができました(海外発登山成功!)。



D90+AF-S DX 18-105mm

実は車(レンタカー)が無事であることが登山中で一番心配していました。
もしパクられていたら、生きて帰れる気がしません。。。

もう二度とここへ来ることは無いと思います。
パットしない登山ではありましたが、
登ったことを後悔はしていないし、むしろ登山できてよかったと思っています。

以上、数少ないと思われる、米国某所の「大黒山」登山紀行でした。
次回より通常どおり日本国内の旅(通常営業)に戻りたいと思います。


2013/3/2
歩行距離21.8km
全行程:6時間23分
最高地点:1229m

2013年8月10日土曜日

米国某所にあった大黒山(その3)

先ほど、頂上付近の遠景から見えていた、
枯れ木の林が近づいてきた。
遠くから見たよりも、本数は多く、
漏れなくすべての木が枯れていることに少し衝撃を受けた。



D90+AF-S DX 18-105mm


正確には枯れているのではなく、焼けていました。
実はこの地域一体は数年前に大山火事に遭遇したとのことで、
その時の傷跡のようです。低木や草木は元の状態を取り戻しているのかもしれませんが、
この乾燥した地帯で木々がその緑を取り戻すのは、
数十年規模で要することでしょう。



D90+AF-S DX 18-105mm


ここで見られた数少ない花をご紹介したいと思います。
名前までは調べることができませんでしたので写真のみです。



D90+AF-S DX 18-105mm

黄色い花で、日本にもよくありそうな花です。
麓の方にたくさん見られました。



D90+AF-S DX 18-105mm

これも日本によくありそうな低木です。
アセビの仲間でしょうか。




D90+AF-S DX 18-105mm



D90+AF-S DX 18-105mm

前述の花と似ていますが、花屋はの形が微妙に異なります。
同じくアセビの仲間なのでしょうか。たくさん見られました。




D90+AF-S DX 18-105mm

日本の山にはなさそうな花です。園芸種とかではありそう。
この花は頂上付近のみで僅かに見られました。




D90+AF-S DX 18-105mm

花ではありませんが、巨大な松ぼっくりです。
これをぶら下げていたであろう木々は大火で炭となっているわけですが、
大火以前からここに転がっていたのでしょうか。その割には焦げていないなどの謎が残ります。





D90+AF-S DX 18-105mm

さて、軌道修正し山頂の道へ戻ります。
山頂まで枯れ木林が続きます。
道は途中で分岐があり脇道を辿ったのですが、
相変わらずなダート道です。
一方、直進していた道はなぜか通行止めとなっていて、
その先はヤブとなっていました。




D90+AF-S DX 18-105mm

枯れ木の林の合間に目をしかめると、
山頂のマークである謎の太陽パネルを見つけることができました。
ゴールまであと僅か。安心しました。

と安心した矢先、太陽パネルに到達する少し前でダート道が途絶えてしまいました。
太陽パネルへのダートは無く、林の中にうっすらと踏み跡があるのみです。
せっかくここまで来たのなら、ということで踏み後を辿ると、




D90+AF-S DX 18-105mm

山頂のお出ましです。
この一帯の土はかなりオレンジ色が強いです。
そのせいで靴が思いっきり茶色くなりました。




D90+AF-S DX 18-105mm

ダート道終点を振り返ります。
終点からは林の中の踏み跡を辿りましたが、
その箇所だけ山火事を逃れたのか、木々に緑が生い茂っていました。
実は太平洋側を向いているはずなのですが、
天候もあまりよくなく、残念ながら太平洋を拝むことはできませんでした。
周辺にはここよりも高い山がほとんどないのが分かると思います。




D90+AF-S DX 18-105mm

ダム湖方面を見渡します。
こちらも大きな山は見当たりません。
ダム湖から車道が伸びているのが気になります。
ただしその道から、この山への登山道などは地図上からは見つけられませんでした。
距離は近そうなのですが。




D90+AF-S DX 18-105mm

ダム部をズームしました。
この湖は、サザーランドダム(Sutherland dam)でできたサザーランド湖で、
なんとこの比較的小さなダムの建造に27年もの歳月を要したそうです。
原因は資金難だったらしいですが。
近くに行ってみたかったのですが、結局その機会は最後まで訪れませんでした。

引き続き山頂からの景色を次回も紹介したいと思います。

2013年8月4日日曜日

米国某所にあった大黒山(その2)

高山のような荒れ果てた地肌を見せる米国某所の「大黒山」。
最初は特徴的に感じていましたが、1時間以上同じ景色が続いているため、
実はだんだんと飽き始めてきている。



D90+AF-S DX 18-105mm


谷が現れた。
このような川もなく、雨がほとんど降らないような山にも侵食が起きているのですね。
たまには雨が降るのでしょうか
それにしてもこんな気のないところで雷雨にあったらかなり雷が怖い。



D90+AF-S DX 18-105mm


再び山頂(画像中央やや左)が現れる。
何度も言うが、当時は山頂がこれであることに確証を持っていなかった。
実際、片道7kmほどという情報があったため、
もっと遠いところ(写真の山頂の裏あたり)にあると予想していた。



D90+AF-S DX 18-105mm


来た道を振り返る。
山腹にへばりつく、つづら折り。
舗装されていれば、スカイラインとか名乗ってもおかしくないのかな。



D90+AF-S DX 18-105mm


そして向かう道。
とてもスカイラインを名乗るには程遠かった。
どう見ても治山用の作業道であることには変わりなかった。
ただ、綺麗な舗装路よりも、未舗装の荒々しさがこの山には似合うと思った。
歩くには辛いが。



D90+AF-S DX 18-105mm


もう一度来た道を振り返る。
実際の高度差はあまりないと思うのですが、
他に視界を遮るものがないため、とても高度感を感じることができる。



D90+AF-S DX 18-105mm


そしてこの辺だろうか。
山頂を意識し出したのは。
既にGoogle Mapでの往路の半分を踏破しており、
山頂の大体の位置を理解してきていた。



D90+AF-S DX 18-105mm


そしてズームで写真を残しているとこから、
山頂を確信したのであろう。
そしてなだらかなつづら折りの道が上方に続いているのを見て、
まだ続くのかと肩を落としたのだろう。



D90+AF-S DX 18-105mm


だからと言って、この登山が苦痛だけだったわけではありません。
見下ろせば広々とした景色が待っています。
アクセントが無く少し単調なので絶景、というには多げさかもしれませんが、
岩がゴロゴロしている山腹は、秋吉台のカルストに見えなくもありません。



D90+AF-S DX 18-105mm


いったいこの地形はどのようにして生まれたのであろうか。
地質的にカルストではなさそうですが、
丸みを帯びた岩はどこから生まれたのでしょう。



D90+AF-S DX 18-105mm

ここまでで往路のおおよそ3/4を踏破しました。
次は、いよいよ山頂に迫ります。




米国某所にあった大黒山(その1)

米国某所シリーズ最後のネタになります。
これが終わればようやく国内の溜まったネタを放出できる。

さて、米国滞在中に実は1回だけ登山しました。
もちろん登山グッズなど全く持っていっていなかったので、
登山というかハイキングのつもりでした。

休日もなかった仕事が徐々に収まりを見せてきて、
週末を休みとして過ごせるようになった頃、
その仕事の同僚より、近所の山をご紹介いただいた。
それが仮名「大黒山」である。

標高は1200mと低山だが、この近辺では最高峰の一つらしい。
もちろん米国内、むしろ州内には無数の4000m級の山があるので、
比較してしまうとゴミみたいなものなのですが、
まともな登山グッズがない我々が持て余している休日の余暇を
潰すためにはちょうど良いのではないでしょうか。
ググってもほとんど情報は無く、もちろん登山用マップなどは皆無。
現地に詳しそうなホテルのフロントに聞いても知らず。。。
現地の人にとってもマイナーなのかと、不安になりつつ、
唯一頼りになるGoogle Mapを参考に、大黒山への頂上への道へ踏み入れたのであった。




D90+AF-S DX 18-105mm


この当時は、大黒山の頂上がどこにあるかは、
Google Map上の点としてしか把握していなかったが、
実は上記写真の右側奥の気がまばらに生えているあたりがピークだった。
日本での登山の感覚だと、さほどたいした距離、標高差ではないと思う。
当時はそんなことはつゆ知らず、どこがゴールなのかはGoogle Mapでしか知り得なかった。

この登山道は、オフロード車が走れるようなダート道となっています。
実際はゲートがロックされているため、一般車は入れないのですが。
ただし頂上付近の傾斜を考えると、入れる車はかなり限られるかと思います。
序盤はこのように緩やかに山腹を巻いています。



D90+AF-S DX 18-105mm


実は、傾斜を避けるための巻道が、長大な距離を作っていて、
地図での見積りで水平で片道7km程度を見積もっていました。
トップの写真では7kmにはとても見えません。感覚だと4kmぐらいでしょうか。

少し高度が上がってきて、見晴らしが良くなってきた。
谷が牧場になっているところがUSっぽいです。



D90+AF-S DX 18-105mm


見て分かるように、谷なので袋小路になっています。
奥に見える円筒形の倉庫はサイロでしょうか。
のどかですね。
この先には牧場しかないので、この道路を使うのはその牧場の主
(と我々のような変わり者)ぐらいしか使用しないかと思いきや、
意外と交通量があったように記憶しています。
一体誰が使っているのだろうか。。。



D90+AF-S DX 18-105mm


ゲート前に駐車中の我々の車。
2台停まっていますが、もう一台はこの道を犬の散歩していた方のものだと思われます。
我々が帰路に立つ頃には消えていました。



D90+AF-S DX 18-105mm


登山道はこんな感じです。
ダート道ですね。車にはやさしいんでしょうが、人には全然やさしくない。
まっすぐ歩かせてほしいです。
おまけに日陰がまったくないのでバテます。
あと乾燥しているので、土埃が結構立ちます。
ちなみに頂上はこの写真で見えていて、左側のピークです。
もちろん当時は頂上について知りませんでしたが、
アレじゃないか、といった推測はしていたと思います。



D90+AF-S DX 18-105mm


道を歩いていたトカゲ。
他にも動物はいるみたいで、しきりに茂みがガサゴソいっていたのですが、
結局接触できたのはこの方のみでした。
ちなみに日本のよりもだいぶ大きかった気がします。
写真ではよく分かりませんが。



D90+AF-S DX 18-105mm


歩き始めて1時間。
ようやく山っぽい風景になってきました。
土地の痩せ具合から、日本の高山を想像してしまいますが、
まだ標高1000mにも達していないと思います。



D90+AF-S DX 18-105mm

今のところ、もう一台の車の持ち主としかすれ違っていないが、
果たして頂上へは到達できるのだろうか。
続く。

2013年7月30日火曜日

Torrey Pines州立保護区(その4)

Flat rockを再び見下ろします。
満潮になると、砂浜は歩けなくなるという情報があったので、
おそらくあの岩も完全に水面に沈んでしまうのではないでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


グースでしょうか?
綺麗な線形の編隊を組んで飛翔しています。
先頭の鳥の行き先について行っているだけなのでしょうか。
それとも皆が同じ場所へ本能的に向かっているのでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


ビーチよりかなり登りました。
Torrey Pines州立保護区の見どころの一つ、
Broken Hillに向かっています。
さきほどまでいたRazor Pointを振り返る。
1時間前には見えている展望台に私が立っていました。



D90+AF-S DX 18-105mm


うーん、なかなか目的につかない。。。
と思っていたら、なんと終着点(出口)についてしまいました。
看板を信じると、どうやら目的地(Broken Hill)を通りすぎてしまったようです。
たしかに分岐点はあったのですが、別ルートだと思ったのと、
その別ルート自体は工事中だったので途中で引き下がってしまいました。
どうやら工事中の別ルートとは別にさらに分岐があったようです。



D90+AF-S DX 18-105mm


急ぎ足で戻ること15分ほど、
ようやく目的地らしき近辺に到着しました。
地面が崩落している感じがまさにBroken。
前方に見えるのは、かの有名なTorrey Pinesゴルフコース。



D90+AF-S DX 18-105mm


そして私がここへ来るきっかけとなった景色がこちら。
この海をバックにした非対称な形に感銘を受けました。
天気はあまり良くありませんが、そのおかげか地面の色が映えているように見えます。
満足しました。



D90+AF-S DX 18-105mm


海側(前写真の右側)はこのようになっています。
ミニRazor Pointが寂しげに立っていて、
これもまた好きな絵です。
いい景色なのにほとんど人がいませんでした。
分岐が分かりにくかったので、ほとんどの人が気づかずに通りすぎてしまっているのでしょう。
何ともったいない!



D90+AF-S DX 18-105mm


最後にBroken Hillでの動画です。
スマホでの撮影なので画質はご勘弁ください。





ルートについては公式ページのマップをご確認ください。
参考までに私の歩いたルートは以下です。
Visitor Center -> Razor Point Trail -> Yucca Point Trail -> Broken Hill Trail -> North Fork Trail -> (赤線をたどって)Visitor Center

Visitor Center付近に駐車できますが、
ここへ駐車するためには北側のゲートから入る必要がありますので要注意(私は分からず行ったり来たりした)。

2013/07/01
歩行距離6.2km
全行程:2時間16分

2013年7月27日土曜日

Torrey Pines州立保護区(その3)

不気味な様相であったRazor Pointを過ぎると、
太平洋を眺めることのできる見晴らしポイントがありました。
南方を眺めた景色です。
平らな岩が崖から少し離れて浮かんでいますが、
Flat rockという名が付いていたような記憶があります。
そのままの名前ですね。



D90+AF-S DX 18-105mm


それではビーチに降りてみましょうか。
と、その途中で見つけた岩(地層?)の模様
ふと思い浮かんだのが、木星の大赤斑。



D90+AF-S DX 18-105mm


狭い岩の階段を降りビーチへ。
青空に映える屏風浦が続く。
屏風浦といえば銚子にも行ったことはあるのですが、
銚子の方が荒々しさ、規模では勝っています。
ただ、こちらの方が断然美しいと思いました。



D90+AF-S DX 18-105mm


海水浴を楽しむ客はあまりおらず、
私のようにハイキングをしている人が大半のようです。
おかげで、ゴツいカメラを振り回しても周りから変な目で見られることはありませんでした。
前方先に見える橋は、ここへ来るときに車で渡ってきました。



D90+AF-S DX 18-105mm


屏風岩の上には先ほど通過したRazor Pointの奇妙な断崖になっています。
屏風岩になっている部分は波による侵食、それより上は雨による侵食なのでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


さらに先のRazor Pointの真下。
前の写真とは若干雰囲気が違いますね。
オーバーハングしているので威圧感を感じます。
なお、実際に崖崩れを起こしている場所なので、危険です。
長居は禁物なので、そろそろ引き上げます。



D90+AF-S DX 18-105mm


反対方向で屏風海岸を。
ちょっと霞んでしまっていて遠景がはっきり見えないのが残念な日でした。



D90+AF-S DX 18-105mm


海岸からトレイルへ戻る。
カラスがいい感じに飛び立つ瞬間。
カラスなのが残念。鷹とかなら絵になるのに。



D90+AF-S DX 18-105mm


少しトレイルを戻るとこんな看板が。
要はビーチの崖崩れを警告しているのですが、



D90+AF-S DX 18-105mm


Going... Gone!とか、なんかふざけて書いているような感じに見えるんですが。。。
ネイティブじゃないからそう感じるのでしょうか。
というか、ビーチよりも手前で警告して欲しい。

内容が無いわりには記事が長くなってしまいました。
(断崖の写真ばかり載せていたのが原因だと思いますが・・・)
次はTorrey Pines州立保護区の最後の見せ場をご紹介します。

2013年7月26日金曜日

Torrey Pines州立保護区(その2)

Torrey Pines州立保護区。
ここの見どころの一つは、奇妙な形状の断崖がいくつか見られることです。



D90+AF-S DX 18-105mm


まだ距離があるのでいまいち表面がどうなってるのか良く分からない。
ズームしてみる。



D90+AF-S DX 18-105mm


どういう自然の作用でこのような模様になったのだろう。
遠目に見たときは柱状節理の一種かと思ったのですが、
細かく見ると全然違いますね。
侵食によるものだとは思うのですが、不気味な形です。


気になってしまい、何枚もの写真を撮っていた。
削られて侵食してしまった部分と、模様として残っている部分の違いは
一体何だったのだろうか。
また何でこのような複雑に入り組んだ形に組み合わさっていたのだろうか。
変わった地質や岩峰を見たりするとテンションが上がる私は、
岩好きなのでしょうか。



D90+AF-S DX 18-105mm


足元を覗いてみる。
高度はそこそこある(少なくとも20m以上)のですが、
不思議な断面が目立ってしまい、あまり恐怖感を感じませんでした。



D90+AF-S DX 18-105mm


この不思議な崖は、実はかなり限られた場所でしか見られませんでした。
北側の海岸を見渡しても、似た断面はほとんど見られません。
水蒸気で霞んでいますが、海岸線がずっと続いています。
ずっと北になりますが、ロサンゼルスのロングビーチへ続いているはずです。



D90+AF-S DX 18-105mm


一方南側を見渡すと、二つの崖がせり出しているのが分かります。
自分がいる崖を合わせて三つの崖が不思議な断面を成しています。
自然が生み出した、奇跡の芸術なのでしょう。



D90+AF-S DX 18-105mm


同じポイントで崖部分をズームすると、
何か壮大に見えてきませんか?
ちょっとしたグランドキャニオンみたいな。
本物のグランドキャニオンを見たことのある人は絶対にそんなこと思わないでしょうけど。



D90+AF-S DX 18-105mm


先ほどまでいたポイントを隣の断崖上から眺めてみました。
三つの断崖ともそれぞれ特徴があり、飽きませんね。(私だけ?)



D90+AF-S DX 18-105mm


次に続きます。

2013年7月15日月曜日

Torrey Pines州立保護区(その1)

Torrey Pinesという地名は、
US OPENでも使われることがあると言われるゴルフ場で有名なのですが、
一方で同じな前の州立保護区があります。
あまり観光地として有名で無いのか、
私は帰国日直前までこの保護区のことを知りませんでした。

帰国前日に一人の時間ができたので、
どこか観光するところがないかWebで調べていたところ、ここを発見しました。
その時に見つけた写真がなかなかインパクトがあり、
私の目に留まりました。


駐車場から少し歩くとこのような岩場が見えます。
「保護区」という名前ですが、海岸線にある自然公園で、
遊歩道(Trail)が作られていて観光客が散策できるようになっています。
入場料などはありませんが、車できた場合は駐車料をとられます。
(私は$12とられました)
まずはあの岩場へ行ってみることにします。



D90+AF-S DX 18-105mm


遊歩道はこのような感じで、
地面は目の細かい乾いた土です。
歩きにくはないのですが、赤土に近い土で靴が汚れます。



D90+AF-S DX 18-105mm


そんなあまり植物に適していないように見える土壌ですが、
遊歩道外には低木と草が生い茂っています。
よく見かけたのは白いボンボンの花。
まずは花の紹介から。

California Buckwheat


D90+AF-S DX 18-105mm


これはポピーの一種かと思っていたのですが、
名前からユリの仲間みたいですね。

Yellow Mariposa Lily


D90+AF-S DX 18-105mm


いったいどんな花が咲くのでしょう。
蕾だとちょっと気持ち悪いですね。

Lance-Leaf Dudlea

D90+AF-S DX 18-105mm


サボテン。野生のサボテンは日本では見れませんね。
花は葉っぱの見かけとは裏腹に、普通というか綺麗。

Prickly Pear


Prickly Pear(花)


D90+AF-S DX 18-105mm


実家の庭に似たような花があった気がする。

Sand Verbena


D90+AF-S DX 18-105mm


さて、お花の紹介はこのくらいにして、
トップの岩場に近づいて参りました。
太平洋が見えます。



D90+AF-S DX 18-105mm


岩場から陸側を見た景色。
特筆すべきことはありませんが、
後ほど真ん中右のアンテナが見えるあたりに行きます。



D90+AF-S DX 18-105mm


海側を望遠してみると、
異様な表面をした崖が見える。
そう、これがここTorrey Pines州立保護区の見どころの一つ、
Razor Pointである。
この次にRazor Pointの上部に向かう。



D90+AF-S DX 18-105mm

2013年7月6日土曜日

Lake Hodges ~水辺のある風景を求めて~(その2)

引き続きLake Hodgesの水場を探索します。

奇妙な形状の橋から望んだ湖面上流側です。
水らしき物は一切見えず、草が生い茂っています。
知らなければ誰も湖だとは思わないでしょう。
地面は見えませんでしたが、良くて湿地といったとこでしょう。
枯れ木が見えますが、これは山火事によるものなのか、
単なる水不足によるものなのかは不明。

先にはFreewayの幅広い橋が架かっており、
その先には名も知れぬ山がそびえ立っています。



D90+AF-S DX 18-105mm


一方湖面下流側の景色はと言うと、
差はFreewayが無いことぐらいでしょうか。
対岸の山は結構大きいです(標高差200m以上でしょうか)。
やはり湖面に水は見え・・・



D90+AF-S DX 18-105mm


なくなかった!

位置を少し移動して望遠したところ、
水らしき反射が見えるではありませんか。
前写真の左奥あたりです。



D90+AF-S DX 18-105mm

橋から少しはなれたところにある遊歩道を経由して、
水辺に接近して見ようと思います。

と、見かけない色の小鳥がいたので撮影。
雀の仲間でしょうか。鳥は詳しくないので。



D90+AF-S DX 18-105mm


遊歩道は荒地の中を進んでいます。
wild=野生という意味がしっくりくる光景だと思いました。



D90+AF-S DX 18-105mm

景色の変化はあまりありません。
あと、草か低木しかなく日陰が一切無いため、
日差しから逃れることができません。
日射病に要注意。



D90+AF-S DX 18-105mm

遊歩道を15分ほど歩くと、
探していた光景が広がっていました!
砂漠の中のオアシスは言い過ぎですが、
茶色の中に緑色と青色が彩っています。

私はふと、日光の男体山と戦場が原を思い出しました。
スケールや植生は違えど、なんとなく山と湿原の位置関係が似ているような気がしました。



D90+AF-S DX 18-105mm

奥に行けば行くほど、湖は力を取り戻しているように見えました。
それもそのはず、奥の方ほど下流だから当然なのですが。



D90+AF-S DX 18-105mm

20分以上歩き、遊歩道の最遠地点まで到達しましたが、
湖はまだまだ続きます。
地図で確認する限り、湖は数kmは続いていて、
最後にダムの堰堤があるはずです。
堰堤は見てみたかったのですが、徒歩では不可能な距離なのと、
若干日射病になっていたので車で行くのもだるかったため諦めました。
(写真に載っていた堰堤がしょぼかったというのもありますが)



D90+AF-S DX 18-105mm


Google画像検索では、水が橋の近くまで来ている写真もあるので、
今年はどうやら水不足ぎみみたいですね。
水辺も見れたので、満足して来た道を戻ります。




D90+AF-S DX 18-105mm


こういう有名でない、隠れ家的な場所は好きです。
でも今後、二度とここへくることはないでしょう。

そもそもここへ来た日本人は今までに何人いるのでしょう・・・
ありがとう。さようなら。Hodges。





2013/07/01
歩行距離4.9km
全行程:1時間24分

Lake Hodges ~水辺のある風景を求めて~(その1)

米国滞在中に、車で近くを頻繁に通る湖があった。
その名はLake Hodges。
Google Mapなどで確認すると、谷間にそった細長い形をしていて、
長さは約4km、幅は最大200mといった比較的大きなものだ。
(国は違えど典型的なダム湖である)

湖なんて珍しくは無いのですが、
ここは米国南端の乾燥地帯。
海以外に水辺を探すのはなかなか一苦労ものです。
(日本には当たり前のようにある川が無いのだ!)

たしかに貴重な水辺であるこの湖、
とはいえど、ただの湖であればわざわざ探索に行くことは無いのですが、
気になっていた点が2つあったため、結果的にこういう記事ができました。
(全くもって需要は無いと思いますが・・・)

その気になった点とは以下です。
  • GoogleMap航空写真で見ても湖のはずなのに、水が無い
  • 奇妙な形状の橋が架かっている
車からではじっくり観察ができないので、徒歩で探索することにした。
湖から少し離れた場所に車を駐車し、まずは奇妙な橋へのアプローチを試みる。
景色は下記写真のように殺伐とした荒地となっている。



D90+AF-S DX18-105mm

乾燥地帯なのでこの植生は致し方ないのかと思いきや、
この近辺は数年前に大火(山火事)に被われたそうです。
その傷跡なのかもしれません。


遠くには小さな岩峰が見えます。
日本ではこの手の山(丘)はなかなか見かけませんが、
ここの地域ではまったく珍しくないです。




D90+AF-S DX18-105mm


さて、肝心の湖ですが、
上から見下ろす形で登場しました。
同時に奇妙な形状の橋も登場です!



D90+AF-S DX18-105mm


左に架かる橋が今回の探索対象である奇妙な形状の橋です。
右側に架かる橋はFreewayで、私はよくそのFreewayから橋と湖をチラ見していました。

この距離では分かり辛いのですが、どこが「奇妙」なのかというと、
橋桁がつり橋のように僅かにカテナリーを描いている点につきます。
初見時は、コンクリート橋なのか、つり橋なのか一見してどちらなのか判断ができませんでした。
(冷静に考えれば、つり橋ということはありえないのですが)




D90+AF-S DX18-105mm

アップしました。
カテナリーを描いているのがわかるかと思います。
それにしても橋桁が薄い。
橋脚と同じコンクリートの素材に見えますが、
この薄さとカテナリーは何か関係があるのだと考えられます。
(同じ薄さで直線の橋桁は素人目線でもアンバランス、物理的な意味で)



近くで見ると弓なりになっているのがはっきりと分かります。

歩くと揺れるのだろうか、たわんだりするのだろうか。
いろいろ気になります。




D90+AF-S DX18-105mm


正面に到着です。
遠くから見たよりかは路面の弓なりの違和感は無いです。
車などの車両の通行は禁止されていて、歩行者もしくは自転車が通行を許可されています。
あの橋脚の薄さでは、自動車にまったく耐えられるような気がしません。

閉鎖する時期があるらしく(詳細は未調査)、橋の入り口にはゲートがありました。
あと、フェンスの至る所にセンサーのようなものがついていました。
通行者のカウントか、歪みセンサーなのかは不明。おそらく後者かと。



D90+AF-S DX18-105mm


普通に渡り終えて対岸へ。
私一人の歩行ではまったく揺れず、たわみも皆無でした。
対岸には銘板がありました。
また、写真には収めてはいませんが、
この湖に架かっていた橋の歴史、
そしてこの奇妙な形状についての説明を記した看板がありました。



D90+AF-S DX18-105mm


説明の看板によると、
この形状の方式はStressed ribbon(吊床版橋)というつり橋の一種らしい。
日本にも同方式の橋はあるみたい!

さて、橋については満足したので、
次は湖の水を探す旅をしたいと思います。





2013年7月4日木曜日

米国某所(その7)

仕事が落ち着き、休日がまともに取れるようになってから、
ゴルフをやるようになりました。
と言うのも、米国はご存知のとおりゴルフ王国であり、
ホテル30分圏内に多くのゴルフ場に恵まれていた(しかも破格!)ため、
日本ではほとんど経験が無い超初心者の私もここぞとばかりに着手したわけです。

スコアは、こんなもんかな・・・というくらい、
あまり自慢できるレベルには至れませんでしたが、
十分楽しめたのでOKです。
趣味が一つ増えました。

以下、写真は全てスマホで撮ったものになります。
画質、画角については悪しからず。
(流石にゴルフしながらデジ一は厳しいw)




























全部で8コースほど回ったと思います。
日本のコースを経験したことが無いので、
日本との違いを今一実感できなかったのが残念でした。

ただ一つ、明らかに違うのは、
ゴルフ場の周りに隣接して住宅地があることです。
庭先がゴルフ場につながっているような家もあります。
日本では信じられません。
私みたいな下手っぴは、家へボールをぶち込んでしまうのでないか、
と打つ前にかなり気を配ります。
(実際に多数ぶち込んだわけですが)

ちなみに、これを書いている現在はすでに帰国していて、
「米国某所」シリーズはこれにて完になります。
ただし、渡米中のネタはまだ残っています!


2013年5月20日月曜日

米国某所(その6)

滞在中の某都市内にある某National monimentのある公園へ行きました。
この公園は突き出た細い半島にあります。
故に灯台を作るには都合のよい場所だったようで。
その灯台が歴史あるものらしく、National monumentに指定されているそうです。
詳しくは調べませんでしたが。


D90+AF-S DX 18-105mm


灯台よりも観光客の目を引くのは、何といっても某都市の港湾を見渡す景色です。
この日は比較的天気に恵まれ、奥の山まで見渡すことができました。
岸沿い側の景色。


D90+AF-S DX 18-105mm

港湾側の景色。全体を見渡せる広角が欲しかった。
海外旅行時は荷物節約のため便利ズーム一本勝負。


D90+AF-S DX 18-105mm

都市部。高層ビルはここ一角のみ。
米国内でも比較的大きな都市ですが、高層ビルは少ない。
土地がたくさんあるからでしょうか。


D90+AF-S DX 18-105mm

印象的な高架橋。道幅と桁下の高さの比がすごい。
台風でも来たら倒れてしまうのではと思うほど華奢に見える、
が流石に某国ではないのできちんと設計されているのでしょう。


D90+AF-S DX 18-105mm


観光用の帆船でしょうか。
被写体にはもってこい。
他にもヨットや釣り船、whale watching船などが多数あり。


D90+AF-S DX 18-105mm


小動物たち。リスはこの地域にはあちこちにいて、
珍しくも何ともありませんが。




D90+AF-S DX 18-105mm

こちらは公園内のシンボル的な像。
ここの地域を初めて発見した冒険家とのことです。
以前紹介した別の公園でも像がありました。
よっぽど慕われているのでしょう。


D90+AF-S DX 18-105mm

最後に公園名。


D90+AF-S DX 18-105mm

こちらは港湾と反対側の外海。
この海を地球1/4周ほどすると日本列島のどこかにぶつかります。
長期間滞在しているため、最近は観光地のネタにも尽きてきてます。
もしかしたら、この記事が当シリーズ最後の記事になるかもです。。。

2013年4月6日土曜日

米国某所(その5)

街中の公園を散歩しました。
動物園と博物館群が融合された公園で、
まるで上野のようです。


D90+AF-S DX18-105mm


博物館の入った建物。
そこそこ歴史のある建築物のようです(といっても1900年代でしょうが)。

D90+AF-S DX18-105mm



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こちらは詳しく調べなかったのですが、
植物園のように見えます。
この近辺で大道芸をやってる人がいました。



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この公園のメインシンボルである鐘楼です。
そんなに大きくは無いですが、公園内では結構目立つ建造物です。
ここも博物館になっており、入園料が必要だったので、
鐘楼には登りませんでした。(たとえ入園しても登れるかどうかは不明ですが)


D90+AF-S DX18-105mm


この地域を発見、開拓した方の銅像らしいです。


D90+AF-S DX18-105mm

この日はあまり時間もなかったので、
どこにも入らず家路につきました。
博物館に入ったり動物園に行ったりすれば、
まる一日かかるのではないでしょうか。

米国某所(その4)

特に目的なく西海岸へ散歩しに行った。
西海岸と言ったら海、だと思いますが、
2ヶ月近く滞在して初めて海を見ました。

海上にせり出したホテルです。
桟橋の上に部屋が並んでいて、桟橋自体は宿泊者以外も開放されています。


D90+AF-S DX18-105mm


桟橋は海岸から見るとこんな感じです。


D90+AF-S DX18-105mm


桟橋からの海岸の様子。
結構広い海岸です。


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パラシュート的なもので風を受け、動力にしています。
パラセーリングではなく、何という名前でしたっけ。


D90+AF-S DX18-105mm


3月だが、気温はそこそこ暖かく日差しも強いので、
砂浜には日光浴をしている観光客が結構いました。
だが、さすがにまだ海に入っている人は少なく、
ウエットスーツを着込んだサーファーぐらいでした。

海自体はそんなに綺麗ではないですね。
東京湾よりかは綺麗、ぐらいでしょうか。
そういえばバリ島の海もそんなに綺麗ではなかった。
やはり本当に綺麗なのは珊瑚礁の島ぐらいなのでしょう。



D90+AF-S DX18-105mm


カモメ?日本のとちょっと顔つきが違うような。


D90+AF-S DX18-105mm

2013年3月28日木曜日

米国某所(その3)

渡航から2ヶ月近く経った週末に、
ラスベガスへ旅行する機会がありました。
周辺には日本では考えられないほど広大な砂漠があり、
なぜこんな不便なところに都市を作ったのだろうか?と誰もが疑問に思うでしょう。

ラスベガスへの道中の一風景。
モハビ砂漠。

 D90+AF-S DX18-105mm


こんな砂漠から都市が突然現れる・・・というわけでもなく、
周辺十数kmから建物がじわじわ増えていく感じです。

ベネチアの大鐘楼がシンボルのVENETIAN


 D90+AF-S DX18-105mm


人気のbellagio


D90+AF-S DX18-105mm


エッフェル塔のミニチュア


D90+AF-S DX18-105mm


無数の旅人が落としていった掛け金で、巨万の富を築き上げた都市。
やりたい放題です。
噴水ショーは時間で定期的にやっているみたいです。


D90+AF-S DX18-105mm



D90+AF-S DX18-105mm


帰りも砂漠。
日本では絶対に見れない貴重な風景なので、
いつまでも記憶にとどめておきたいです。

D90+AF-S DX18-105mm

この砂漠地帯だけで北海道以上の広さはあるのではないだろうか。
USは広い。広すぎる。

D90+AF-S DX18-105mm


2013年2月25日月曜日

米国某所(その2)

近くのワイナリーに連れて行ってもらいました。
たしか、$10で6杯のワインをtastingできました。
tastingだけでも十分たのしめます。


D90+AF-S 18-105mm DX

なかなか景色が良いところでした。
と言っても、この一帯はどこに行ってもこのような景色です。
手前の畑はもちろんブドウの樹です。



D90+AF-S 18-105mm DX

ワインを片手に景色を堪能。
実際にはもう一方の手に一眼レフがあるわけですが。



D90+AF-S 18-105mm DX

夕日。
白系の岩石が露出しているので、
夕日が綺麗に反射します。
いつか山に登ってみたい。

2013年1月21日月曜日

米国某所(その1)

仕事のため、年始より米国へ長期出張することになりました。
場所は南西で、太平洋側になります。
ほとんど休めず時間が取れなかったのですが、
ようやく休日が取れたので近所を散策しました。
坂道を30分ほど登り、見晴らしの良いところへ向かいます。



D90+AF-S DX 18-105mm

完全なる車社会。道路は広く走りやすそうですが、
どこに行くにしても長距離になるため徒歩での移動は厳しいです。




D90+AF-S DX 18-105mm

特徴的な山肌。
ここの地域の山はみなこのように岩石が露出しています。
おそらく気候が乾燥している(サバンナ気候?)ため、
樹木が生えないことによるものなのではと思います。
カルスト地形の石灰石みたいに見えなくもないですね。
山頂には基地局らしいものがあります。
木々が無いのでかなり目立ちますね。




D90+AF-S 18-105mm

仕事は大変ですが、環境がとても開放的なので
しばらくは健全な状態で過ごせそうです。
まだ滞在期間はたくさん残っているので、
また時間ができたら散策してみたいと思います。

2013年1月5日土曜日

iPod Touch第4世代整備品の購入

昨年末に購入した、「iPod Touch第4世代8GB黒 整備品」の開封報告です。
昨年には第5世代が出て、今更2年前の旧世代機を購入するのは、
あまり賢い選択とは言えませんが、
価格が安かったこと(10800円)と、仕事のための勉強用として割り切っていたため、
整備品の購入に至りました。

WebのApple Store購入後、運搬経路を追尾してみると、
中国深センから発送されているようです。
在庫ありの状態で、到着まで約一週間要しました。

さて開封です。
写真はいつものように、D90+Ai AF Nikkor 50mm F1.8Dにて。

箱には「Apple Certified Refurbished」と明記されています。



蓋を開けると、ラップされた本体が現れます。
たしか新品の場合、透明のプラスティックケースに入ってますよね。
あまり梱包に拘りは無いので気にせず。



ケーブルや取説は、ホテルのアメニティグッズが入っていそうな
白い小さなビニール袋に収められていました。
イヤホンは正直いらなかったなぁ。



本体を取り出す。見た目は新品同様。
整備品といっても、少なくともガワは新品に替えているだろうし、
運良ければまったくの新品かもしれないし。



f★ck! OSまで新品に替えられている。。。
iOS5で止めて置こうと思っていたのに。
おかげさまで動作が全体的に重いです。



傷を大歓迎しているようなギラギラ素材の背面なので、
カバーをしようと思います。
送料込みで安かったAmazonベーシックの液晶シート付きのカバーを購入しました。




















沖縄名物の紫芋のお菓子の色です。
写真は実物よりも若干渋く写っていますが、なかなか合っている色だと思います。
持ちやすさも良いと思います。
(カバーなしのiPod Touchは薄すぎて持ちにくい。。。)
ただ液晶シートは微妙。装着しづらい上に、油膜のような反射があります(消灯時に目立つ)。
面全体で発生しているので、自分の手の油ではないと思います。

さて、本体の使用感ですが、
Androidに慣れていて初iOSな私にとっては正直、イライラの連続でした。
操作の違いは慣れで解消すると思います。

ただ、既存Apple IDをクレジットカード情報なしでStore登録できなかったり、
頻出する表示バグ?などの、基本的な機能を疎かにしているにもかかわらず、
無駄な表示効果などが多用されていると、
何かイラッとくるのですよね。



















表示バグの一例。なぜ「レビュー」?
開始5分も掛からず遭遇したので、バグ混入率は相当なのでしょう。

ちなみに私のメインマシンはUbuntu。
データの授受をどうしようか悩み中。。。
(WineでiTunesなのかな)

2013年1月1日火曜日

Ubuntu12.04LTSマシンへのnvidia-96適用

正月休みで実家に帰省中なのですが、
実家で使用していた自PC(以下、実家PCと呼ぶ)を修復。
その際の作業内容の備忘録兼情報共有。

【背景】
実家PCは私が高校生の時(なんと10年以上前)に自作したマシンで、
基本的な構成は当時とほとんど変わっていません。
CPUには当時比較的ハイスペックだったPentium4 1.6GHzが載っています。

RAMやHDDは消耗品のため、数回は換装されています。
ただしマザーボード、CPU、グラフィックカード、サウンドカード、NIC、モニターは当時のままです。

さてこの旧型PCですが、実家にいる間は、私のメインPCとなります。要は現役です。
今時、こんな電力効率の悪い低スペックPCなんて買い換えればいいのに
と思われるかもですが、
年間で実家にいる日数が10日くらいなことを考えると、
そのために新たにPCを購入するのはバカらしいではないですか。
破棄するにも手間暇やリサイクル費用がかかりますし。
また、家族共用のPCを使用するのも気持ち悪いし、
故に文句を言いながらも、愛用しつづけています。

OSは当初Windows98、その後WindowsXPへ移行し、
今年2012年はじめまで使用していました。
しかし2012年初等からHDDエラーが原因と思われるOSのハングアップが頻発したことから、
HDD換装と合わせてOSをUbuntu12.04LTS(32bit)に移行しました。

これまでも何度もHDD換装はしてきましたが、OSを変えることはしませんでした。
今回はXPもそろそろサポート対象外になるだろうし、
かと言ってWindows7はスペック不足だろうし、金もなるべく出したくないし、
ということで、ちょうどLTSが出たばかりのUbuntuに乗り換えました。
(自宅のメインPCもUbuntuですがw)

ただしそこで問題が。
実家PCのグラフィックボード、nVidia製GeForce4 MX440向けのドライバが
Ubuntu12.04で使用できないのです。
Ubuntu12.04デフォではnVidia製品向けにnouveauというOSSのドライバが
用意されていて、自動的に作動したのですが、
画面にノイズが入り始め、しまいにはハングアップしてしまいます。
nouveauをアンインストールし、VESA(汎用ビデオドライバ)で我慢することにしました。
ただしVESAだと画面解像度に制限があったり、描画性能が悪かったため、
使用しうるに耐えない状態でした。特に動画サイトの動画再生がまともにできませんでした。

そこで、この年の瀬の実家での余暇に、ビデオドライバの改善を試みたわけです。
だいぶ前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。


【本題】
まず試したのがGeForce4 MX440のLinux向け公式ドライバnvidia-96のインストール。
$ sudo apt-get install nvidia-96
ただし、これはUbuntu12.04が当ドライバに対応していない、
正確にはnvidia-96がXorgの最新版の仕様(xorg-video-abi-12)に対応していないため、
パッケージ依存関係エラーでインストール不可。

http://askubuntu.com/questions/112206/how-can-i-get-nvidia-96-installed

そこで上記URL記事内にあるxorg-abi-compat-hackを入手し、
パッケージの依存関係を破壊した上でnvidia-96を強引に入れてみました。
xorg-abi-compat-hackの導入手順は以下。
$ sudo add-apt-repository ppa:diehard67/xorg-abi-compat-hack
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install xorg-abi-compat-hack
nvidia-96のインストールに成功したので、
$ sudo nvidia-xconfig
を実行してxorg.confを設定した後リブートしたが、
ログイン画面まで到達できませんでした。
正確には、
背景の色とマウスカーソルが一瞬画面に表示されたかと思うと、
別の解像度に変更され、再度同じ画面が一瞬表示される。
これが永遠と繰り替えされてしまうという現象でした。
/var/log/Xorg.0.logを見ると、Segmentation faultが発生していました。

どうやらxorg-abi-compat-hackでは対処できないらしいです。
(ただしこの時、xorg.confの設定が腐っていた可能性があるので、
xorg-abi-compat-hackがダメだったのか100%で断言できませんが)

そこで、
http://askubuntu.com/questions/112206/how-can-i-get-nvidia-96-installed

で提案されている、Xorgのダウングレードに挑戦しました。
手順は上記URLで示されているURL
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/nvidia-graphics-drivers-173/+bug/922268
のpost7に書かれているのですが、若干分かり辛いので、

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1986601
の#4を参考にしました。
ただし、設定例に誤りがあり私もハマったので、
訂正後の手順を以下に載せます。

(1)Ubuntu11.10(oneiric)のリポジトリを追加する。
$ sudo vi /etc/apt/sources.list.d/oneiric.list
deb http://archive.ubuntu.com/ubuntu oneiric main
deb-src http://archive.ubuntu.com/ubuntu oneiric main
(2)旧バージョン固定用のピン設定ファイルを作成する。
$ sudo vi /etc/apt/preferences.d/xorg-xerver-pin-1050
Package: xorg
Pin: release a=oneiric
Pin-Priority: 1050
Package: xserver-xorg*
Pin: release a=oneiric
Pin-Priority: 1050
(3)updateする。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
xorg、xserver-xorg-*のダウングレードをしてもよいか確認されるので、承認する。

(4)nvidia-96をインストールする。
$ sudo apt-get install nvidia-96
(5)xorg.confを初期化する。
$ sudo mv /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf.bk
$ sudo nvidia-xconfig
(6)再起動

私はこの手順で無事、nvidiaドライバが使用できるようになりました。
(なぜかシステム設定の「追加のドライバー」では「このドライバーは有効ですが、現在使用していません。」と表示されますが、
OpenGLなどでハードウェアアクセラレーションが効いていることは確認できました)

ただ、動画サイトの動画再生は結局厳しかった・・・
そういえばWindowsXP入れてたときもカクカクしてたっけかな。残念。

あれ、これ書いているうちに年越してしまった。あけおめ!